ダイソーの水性ニス(ウォールナット)で自作の棚を塗ってみた

久しぶりの投稿になってしまいました。またまた、いつも通りホームセンターで買ってきたSPFパイン材で洗面所にチャチャッと棚を作りました。いつもなら4リットル缶を買ってあるワトコオイルのドリフトウッドで塗装する所ですが、今回は100円ショップダイソーの水性ニスを塗ってみることにしました。

試しに買ってみたまま放置していたのが一本あったのでそれを有効活用しようと思ったのがきっかけだったんですが、何年も前の製品でちょっと色が違うっぽかったので結局新しく買ったものしか使いませんでした。

ホームセンターで買ってきたパイン材

ニスを塗る準備。いつもどおりホームセンターで買ってきたSPFパイン材(ワンバイフォー)。大きいもの(棚板と横板)はお店でカットしてもらって、棚受けなど小さい部材はノコギリでギコギコ切りました。

100円ショップ ダイソーの水性ニス(ウォールナット)

今回使う100円ショップ「ダイソー」の水性ニス(ウォールナット)100mL。比較的品揃えの悪いウチの近所の店舗にもいっぱいあったので手に入れやすいものだと思います。発泡スチロールとか工作のコーナーに置いてました。他に白とかあるみたいです。

ちなみに、子供の頃からプラモ好きだったり車の修理工してたりで塗料を扱うことには慣れている方だと思いますが、最近はもっぱら水性塗料を優先して選ぶようにしてます。どうしてもその塗料じゃないと出ない色、とか特別なこだわりがない限りは手入れが楽チンな水性がオススメです。

100円ショップ ダイソーの水性ニス(ウォールナット)

にしても、密封するための内蓋、掴む所がなくて素手で剥がすのは難しいです。無理すると開いた時に中身が飛び散りそうです。まぁ所詮100円であるがゆえの配慮のなさ、カッター持ってきて慎重に切り取りました。

100円ショップ ダイソーの水性ニス(ウォールナット)

ハケを使うために広い口の器に移したところ。最初の1本はこのまま塗ってみたのですが、思ったより粘度が高かったです。なので2本目以降は、1本あたり大さじ1ぐらいの水を足して希釈しました。塗り面積は1本あたり「1m2(畳約0.6枚)」だそうで、実際にもそのぐらい塗れたと思います。自分にとっては希釈しても十分な着色だったので、ケチってもっと水を足せばさらに広範囲が塗れると思います。

パイン材にダイソーの水性ニス(ウォールナット)を塗った比較

塗装前と塗装後の比較。下地処理は何にもしていません。写真で見る限り、それほどこだわりが無ければ「木目も出ていていいんじゃない?」って感じです。実際には、ワックスとかオイルステインを見慣れているお目が高いDIY女子の方からすると少し質感がイマイチだと感じるんじゃないかと思います。

パイン材にダイソーの水性ニス(ウォールナット)を塗った比較

ニスはワックスとかオイルステインと違って、ペンキと同じように垂れたりした所も乾燥後は硬化してしまいます。どうしても色を塗った感がするので、古木っぽい風合いとはちょっと違う感じになってしまいます。


100円の水性ニスで塗った自作の棚

棚を組み立てたところ。洗面所は陽が入らずあまり明るくないので細かい色合いとかは気になりません。ただ、オイルステインやワックスにはない不自然なテカテカとしたツヤがあり、触った感じも少し硬い印象なので風合いを気にするものには避けたほうがいいかもしれません。お試しということでそれほど期待してなかったので全体的にはまぁまぁといった感じです。


今回のこの棚では100円ニス4本使いました。たぶん裏書きにある通りぐらいの面積は塗れたと思いますが、個人的には、これを数本買い込むぐらいならホームセンターで売ってる有名メーカーのニスの方がイイですね。広い面積を塗るなら合計金額もそれほど変わらないかもしれないし、色ももっと沢山の中から選べます。何より後から他の家具を同じ色で塗りたくなった場合でも、継続して売られている有名メーカーの方が同じ色を入手しやすいと思います。何年か前に買っといた同じダイソーの100円ニスは、パッケージこそ違うものの商品名は全く同じなのに液体の色がぜんぜん違ってました。定番商品ならこういう心配も少ないと思います。

結果として、何も塗らないよりはずっとマシ、一人暮らしの子とかがとにかく安くDIYするのならピッタシ、って感想です。ちなみにこの棚を作っている途中に安物の電動ドライバーが壊れました。新しくインパクトドライバーを買ったのでまたブログ書きます。