ゴミ箱付きキッチン収納を作る

自作キャビネット

台所用の収納の自作の続きです。今後はかっこよくキャビネットと呼ぶことにします。とりあえず前回は天板を作ってほったらかしにしたところでした。今回はメインの枠組みを作ります。

2. 枠組みを作る

胴体部分となる枠は合計で幅1240mm×高さ700mm×奥行350mmです。天板と側板、引き出しの前板にはSPFパイン材のワンバイ材(厚さ19mm)を接合して使用したのですが、仕切りというか枠の部分の板材は、ワンバイ材だと厚すぎるし曲がりが気になるということで、同じパイン材の集成材(厚さ15mm)を使うことにしました。ホームセンターでワンバイ材より少し高い程度でお手頃でした。ワンバイ材と同様、必要なサイズと枚数を出してカットしてもらいました。

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2-1. 底板と中板をくっつける

まず、1200mm×350mmにカットしてもらった底板に中板をネジ止めします。幅1200mmの底板を左右の側板(ワンバイ材/厚さ19mm)で挟むように固定して、枠全体の幅は1238mmにします(およそで1240mmとして考えます)。ネジを打つ箇所は、小さめで良いので予めドリルで穴を開けておきます。位置決めのために定規と差金は用意しておいた方がいいです。

自作キャビネットの底板

引き出しは横3列、全部同じ横幅なので
(1200mm −(中板厚さ 15mm × 2本)) / 3 = 390mm
の間隔で中板を固定します。

ネジは、ホームセンターで売っている一般的な木用ネジです(この場合のサイズ 3.8×32mm)。パイン材では主にブロンズ色を使っています。

自作キャビネットの底板

ひっくり返した状態で中板を固定します。

それにしてもめっちゃ狭い所で作業してしまって辛かったッス。

2-2. 背板をくっつける

自作キャビネットの裏板

枠が平行四辺形にゆがんでしまわないよう、先に裏板(背板)を固定しておくことにしました。背板には、枠の歪みを防止するには2mm厚とかペラッペラじゃダメなんで厚さ5.5mmのMDF合板を使いました。ベニヤでも良かったんですが、近所のホームセンターではMDFの方が同サイズのベニヤより安かったです。

自作キャビネットのDIY風景

ネジで固定します。薄いので他より小さめのネジです。目に見えない所ですが、少しでも反りを防止するための湿気対策ということでこの部分もオイルステインを塗ることにしました。

2-3. 棚板をくっつける

自作キャビネットの棚板

引き出しなので棚板というのかどうか分かりませんが横板を付けていきます。同じ高さに棚板付けるんで、まず真ん中の板をネジ止めし、両端の板はダボで止めるようにしました。

2-4. 側板をくっつける

キャビネットの自作途中

写真に撮るのを忘れてしまいましたが、側板は、集成材では見た目的に継ぎ目がちょっとイマイチだったので天板と同じワンバイ材を接合したものにしました。接合方法は前回のゴミ箱付きキッチン収納を作る › 天板を作ると同じですが、天板は3枚を接合したのに対し、こちらは2枚を接合するようにしています。

接合したパイン材を波釘で補強

接着剤がまだ乾き切らないのか接合部分が妙に怪しかったので、たまたまあった波釘で補強しました。

2-5. 天板とくっつける

ワンバイ材の天板

天板を取り付ける前に、天板裏側の前後部分に高さ10mm程度のワンバイ材の端材を付けます。前側は引き出しが当たる部分(スキマ防止)で後ろ側は背板を固定する留代になります。写真のように中板が来る部分は切っておきます。端材は大事ですねぇ、取っておきましょう。。

キャビネットの天板

天板をネジで固定。正直にいうと、天板にネジの頭が見えないようにダボで留める予定だったんですが、ドリル貫通させてしまったり測り間違って穴だらけしたりで気がついたらネジで留めていました。

疲れたので次回へ。次はボケボケで穴だらけにしてしまった天板のネジ頭と穴を埋木してオイルステインで塗装します。