「キッチンキャビネット」の続きです。前回までの作業は、おおまかにできあがった枠組にワトコオイルを塗装したところでした。今回はこの枠に脚を付けて、残すは引き出しのみにしたいと思います。
4. 脚を付ける
4-1. 「スマートレグ角脚」を断念する
実は、完成予想図にも書いてある黒い脚の部分はスマートレグ 角脚という長さ15cmのスチール製を予定していました。
とりあえず4本仕入れに近所のホームセンターに出向いたら2本しか見つかりませんでした。銀色1本、丸型5本、20センチ1本みたいな品揃えに「なんでやねっへぇん!!」とか小声で言いながら退散し、結局ネットで買いました。
で、届いた実物をさっそく取り付け立ててみると、ネジを留める台座の分だけ脚が少し奥へ入った状態になり安定感が足りません。もっと奥行きがあれば大丈夫そうですが、地震とかあるとちょっと危なそうです。仕方がないので今回この脚を使うのはあきらめることにしました。また何か他で活用したいと思います。
4-2. パイン材で脚を作る
隣りのシンクの高さに合わせたいので15〜17cmの脚が要るのは間違いないんですが、代わりになる良さ気なものが見つかりません。しょうがないので自分で木で作って代用することにしました。どういう規格の木かよく知りませんが、45mm×45mmというサイズのパイン材を買って17cmにカットしてもらいました。4本並べるとピッタリ同じ長さだったのでうまく行きそうです。
で、そのままネジ留めだと強度的にアレなんで同じ木で枠を作ります。こんなゴテゴテにしたくなかったからスチールの脚買ったんですけどねぇ。どうしても気に入らなくなったら、後で溶接機買ってアイアン風の脚でも作ることにします。
置いてみるとガタつきなくバッチリ組み上がりました、きっと天才です。
脚部分はグラつかないようにスチール金具で補強します。
4-3. 黒に塗装する
思てたんと違うことになってしまいましたが、元々予定していたスチール製と同じ黒で塗装することにしました。行きつけのホームセンターでアサヒペンの水性のペンキを買ってきました。水性だし他より安かったです。
写真で分かるでしょうか、なんとなく青っぽいです。まぁ大丈夫でしょう。今さら気にしてもしょうがないです。
写真で分かるでしょうか、塗ってもやっぱり青っぽいです。
写真で分かるでしょうか、乾いたら青っぽいのはなくなりました。
黒塗りの場合は木目を目立たせたくなかったので、一度ペーパーがけをして二度塗りすることにしました。
だいぶ木目を消すことができました、これで良しとします。そんなに近くで見る場所ではないのであまり神経質になってはいけません。どうしても木目を完全に消したいならサフェーサー(下地の目止め)を使うといいです。
本体に脚を取り付けました。ガタつきもなく安定性もあります。当初予定していたビジュアルと異なってしまいましたがガマンします。次回は一番面倒な引き出しを作っていきます。