ランドセルラックを自作

自作ランドセルラック

前のページで処理した板材を組み立てていきます。

2. 組み立て

外側の天板、側板、底板はネジで固定します。ネジはゴミ箱付きキッチンキャビネットと同じ一般的な木用ネジ(3.8×32mm程度)を使います。中の方の棚板などはダボで固定します。

まず外側と真ん中の立板を仮組みしたあと、残りの細かい棚板のダボ穴を開けていき、最後にダボに接着剤を入れて本組みしていきます。

ランドセルラックの組み立て開始

片方の側板と底板をネジ止めします。側板と底板が直角になるように背板も仮ハメします。

アングルを使って板材を直角にネジ止め

直角にするためのクランプもあるんですが、アングルというL字型の金具と普通のクランプを使うとある程度直角を出して固定することができます。ちなみに写真の樹脂製クランプは最近ホームセンターで良く見るタイプですがちょっと強く握ったらすぐ壊れました。全くオススメしません。。

自作ランドセルラックの仮組み

外側を仮組みしてネジ穴を決めていきます。背板がしっかりしていれば平行四辺形に歪むようなことはないと思います。

真ん中の立板も仮組み。立板は下(底板)とはネジ止めですが、上(天板)とはこのあとの棚板同様、ダボで固定します。仮組みではダボを接着せずちゃんと穴が合うか確認します。確認したら、真ん中の立板と向かって右側(棚板のない方)の側板を外してダボの準備をします。

ダボ穴を開ける

ダボ穴を開けます、たくさん。用意するのは写真左から鉛筆と直角定規(スコヤ)ドリルビット(5mm)、深く掘りすぎないためのドリルストッパー、ダボの当たりをつけるダボマーカー

近所のホームセンターで5mmのダボが売り切れてたので、5mmの丸棒を買ってきてダボを自作しました。安いけど面倒なんでダボは買ったほうがいいです。

丸棒で木ダボを自作

棚板や立板などの接合部分、定規と鉛筆で印を付けてからダボ穴を開けていきます。相手側の穴はダボマーカーで印を付けてから穴を開けます。
ダボマーカー使用例:キッチンキャビネットの引き出し

接合部分に印を付けてダボ穴を開けていきます。

よく見たらドリルストッパーが6mm用でした。が、とりあえずは役にたちます。

棚板をつける

仮組みを経て問題なければ棚板を接合。ダボに木工用ボンドを付けて棚板を取り付けていきます。

ダボ穴に木工用ボンド。

ダボを接着。

真ん中の立板に棚板を取り付け。ダボマーカーがうまく活用できてれば思ったよりうまくいきます。

真ん中の立板に棚板を取り付け。

側板にダボを接着して、先ほどの真ん中立板を取り付けます。

側板にもダボを接着。

側板を取り付けて本体の組み立て完了

棚板をつけるために外しておいた右側の側板を付けて本体の本組み完了。写真にある引き出しはこの後。
で、ひとつ失敗が。

自作ランドセルラックの組み立て

側板に取り付けた棚板の自作ダボが少し長かったらしく、組み立てたら内側から飛び出してしまいました。

長すぎた自前のダボ

しょうがないのでダボを少し切ってから木工用ボンドで破片を接着。

破片を木工用ボンドで接着して修繕。

この後乾してペーパーがけすればだいぶ目立たなくなりました。

次は左下に付ける引き出しを組み立てます。