塗装ブースを段ボールで自作

最近、30年ぶりにプラモデル作り始めました。久しぶりに作った飛行機は用途が2歳児向けのオモチャだったので適当に筆塗りでしたが、今度からエアーブラシ吹いてちゃんと作ろうと思いました。

「しがないオッサンブログ」より記事を引っ越してきました。

子どもの頃は庭に出てスプレー吹いてましたが今はそうはいきません。室内で作業して塗装ミストや溶剤の臭いを換気できるようにググった作り方を参考に段ボールと100円ショップの材料で塗装ブース自作しました。

用意した材料は

  1. Amazonの段ボール。規格は知りませんが50x40x23cm位です。
  2. USB扇風機。100円ショップダイソーの200円商品です。
  3. USB電源アダプター。家に転がってたヤツですがおそらく100円ショップです。
  4. ウールマット。水槽のフィルターなんかに使うヤツ。家に転がってたヤツですが100円ショップにも売ってます。
  5. 布ガムテープ、スポンジ両面テープ、木工用ボンド。それぞれ100円ショップで揃います。

道具は定規カッターカッティングマットなど家に元々あるものを使用。

Amazonの段ボールと100円ショップのUSB扇風機

先に使ってみた感想というか結論を言うと無いよりはマシって感じです。この程度の扇風機でも安物の非力なエアーブラシではまぁまぁですが、缶スプレーでは話にならんです。間隔空けてスプレーしても離れたところのミストは吸いにくいです。

あと見た目が悪すぎて貧乏臭いです。シロッコファン買うくらいならいっそちゃんとしたの買おうと思いますが、次作るなら段ボールの代わりにプラダンとか使った方がイイかと思ってます。

一応作り方。扇風機は脚を取っ払ってUSBアダプター付けときます。

100円ショップの扇風機(200円商品)

段ボールの一方の開け口をイイ感じで空気流れるように山型にします。布ガムだけだと後から剥がれてきたりするのでスポンジ両面テープと木工用ボンドを併用して補強しつつサクサクと工作します。

段ボールの一方の開け口をイイ感じで空気流れるように山型にします。

段ボールの切れっ端で山の穴を塞ぐ型紙を作って中央に扇風機を引っ付けます。

段ボールの切れっ端で山の穴を塞ぐ型紙を作って中央に扇風機を引っ付けます。

型紙ごと扇風機をくっつけたところ。中から除くとこんな感じ。なんせ非力な扇風機なんで段ボールの継ぎ目に空気の通る隙間ができないようスポンジ両面テープや木工用ボンドでしっかりとくっつけときます。布ガムは後からペロペロ剥がれて来るので結局取っ払いました。

型紙ごと扇風機をくっつけたところ。

ウールマット。魚の飼育(アクアリウム)なんかで濾過槽やら外部フィルターなんかに使うヤツです。100円ショップでも売ってます。無ければ不織布とか似たようなもん使えばいいと思います。両面テープで壁に貼っつけときます。後からココにハニカムフィルターを被せます。

ウールマット

ハニカムフィルターの制作。面倒です。ひたすら段ボールを幅3cmくらいの短冊にカットして木工用ボンドで重ねるようにくっつけていきます。家にはたまたま大きさの揃ったオムツの段ボールがたくさんあったのでそれを切り刻みました。

ハニカムフィルターの制作

段ボールのサイズに合わなかったりちょっと足りないトコとかあったので方向がメチャメチャですがまぁどうでも良いでしょう。

さっきのウールマットのトコに上から被せたところ。ピッタリ過ぎてはずせなくなってしまいました。

自作ハニカムフィルター

使う時に上になる部分は、ストラップっぽいものをこしらえて段ボールフタのベロを開いたままにできるようにしました。

ストラップっぽいもの

ストラップっぽいもの

排気口。ウチでは窓際のテーブルに置いて窓を開け、排気口を外に向けるってだけなので20cm位のタダの筒です。

排気口

完成。排気口のところに不織布被せてみたりしましたが意味ないのでやめました。

段ボールで作った塗装ブース

先に書いたとおり非力ではありますが、安物エアーブラシ使ってる分には無いより全然マシなのでしばらくこれで辛抱しようと思ってます。

自作のプラモデル用塗装ブース