長年使っていた後付けの温水洗浄便座が壊れてしまったので、自分で交換・取り付けしました。
奥の壁が結露でカビだらけ、写真が汚いのでブログに書くのはよそうと思ってましたが、配管が隠れてしまっているようなオシャレな家を除けばそれほど難しくないので、一人暮らしの若者とかの参考になればなぁと思い写真は加工して載せることにしました。
今まで使っていたパナソニックの温水洗浄便座
「ウォシュレット」はTOTOの商品名で、パナでは「ビューティー・トワレ」となりますが、後発ということもあり人感センサー付きでも本家より安く、これはこれで満足してました。
ところが、ある時ウ○コでトイレが詰まって水が溢れるという大惨事に!
その時に浸水したせいで便座の内部にサビが広がり、年月を経て便座はボロボロに。それでもしばらく使ってましたが、とうとうお尻を洗う機能にも支障が出てきたので買い替えとなりました。
新しく買ったTOTOのウォシュレット TCF8GM23
で、急遽ネットで購入したTOTOのウォシュレット(温水洗浄便座) TCF8GM23。
次もパナソニックで良いかなと思ってたんですが、奥さんが言うには
「調整してもしてもノズルの位置が微妙」
とのこと。お尻がでっかいからでは… ということで今回はTOTOにしました。
パナに比べて本家は価格設定が少し高めなので、予算の関係上これまでより機能的にランクダウンしました。人感センサーがないのでフタの自動開閉などの機能がありません。慣れというものは怖く、とっても不便で正直、トイレのランクダウンはオススメしません。
ただ、先に便座を温める機能については、若干待機電力がかかるようですが「瞬時に暖かくする」とか「よく使う時間帯を学習」的なモノがあるらしいです。
貯湯式と瞬間式
ちなみに温水洗浄便座には貯湯式と瞬間式の2つがあります。貯湯式は、温水を常に貯めておくタイプで、本体価格は安いですが待機電力がかかります。安いモデルに多いタイプです。一方、瞬間式は、使う時に沸かすので待機中の電力が抑えられる一方本体価格は高いです。
ひっきりなしに誰かがトイレ行くような店舗であれば貯湯式でもいいかもしれないですが、中にはカビが発生するということもあるようです。そういうこともあって、ウチでは従来どおり瞬間式と安さの2つにこだわってこのモデルに落ち着きました。
その他細かいところでは、安いグレードだからなのか前のパナ製と比べて便座がかなり小さく感じます。見た目はぜんぜんそうでもないのに座るとすごく違いがわかります。お尻って便器のサイズに敏感なのですね。何回か座るうちに慣れますけど。ノズルについてはもともと不満がなかったので自分は特に感想ないです、普通です。
取り付け
使った道具
必要な道具は設置場所によって変わってきます。
- マイナスドライバー 大(8mmくらいのもの) … 水栓の開閉に。
- モンキーレンチ … 分岐栓の取り外しに。30mm程度まで開くものがあれば良いでしょう。
- プラスドライバー … ウォシュレット便座のベースプレートの取り付けに。
1. 水を止める
食洗機の取り付けと同じく、まずは水道管の水をシャットダウンします。今回はトイレ内にある水栓(マイナスドライバーの部分)を締めて作業しました。
2. 前の便座を外す
コンセントを抜き、配管を外して便座を取り外します。便座は裏(便器奥の下)から左右のネジ2本で止められています。汚いけどそれほど難しくありません。いらなくなった便座は地域の粗大ごみとして然るべき場所に廃棄しました。あとは説明書に従って便座を取り付けていきます。
3. 便座の取り付け
新しい便座は、直接ではなく付属のベースプレートというやつを介して便器に取り付けるようになっていました。詳しくは取り扱い説明書を見ればわかるようになっていますが、とにかく設置する際に前後位置の微調整がしやすいようになっています。
4. 配管の接続
便座に付属する配管を水道管に接続します。パッキンも付属しているので必ず新しいものに交換します。
5. リモコンの取り付け
壁にリモコンを取り付け。うちの場合は以前のリモコンを付けていた場所にネジを打って設置しました。賃貸で新しい穴を開けられないといった場合には、便座の横にスイッチのついたリモコンなしモデルがいいかもしれません。
取り付け完了
無事取り付け終了。
掃除しながらだったので少し時間かかりましたが、作業時間は数十分といったところでした。水栓の開閉など気をつけないといけないところはありますが、それほど難易度は高くありません。リモコンのネジ穴以外は現状回復できるので賃貸にもオススメです。取り付けもリスクが少なく簡単でコスパはいいので、「一人暮らし始めたはいいけど実家と違ってウォシュレットがない!」っていう若者にもいいんじゃないかなと思います。