ほんとに今までくっつかなかったものが強力に接着されて嬉しかったので記事にしました。小学生の頃はプラモを作り続け、中学ではスクラップの原付を組み立て、若いころはツナギを来て自動車関係の仕事をしていたので、業務用はじめ色んな材料に触れてきましたが、久々に感心した接着剤です。
修理したのは、ウチの2歳の息子のおもちゃ、空港とかで1,500円くらいで売ってる「リアルサウンドジェット」という全日空のB787模型です。遊び方が手荒いせいで、何度も垂直尾翼が折れ修理を繰り返してボロくなったので、全く同じものを買いなおした2機目です。
でまぁ、当然のように2機目も垂直尾翼が折れたんですが、壊れるのはいつも胴体に組み付ける爪のような小さな部分、もともとそれほど頑丈ではない箇所なので、子どもの扱いに耐えられるような修理が難しく、どうしたものかと思案してました。プラモデルみたいに飾るだけなら瞬間接着剤やらで十分なんですが、新品以上の強度でくっつけないとすぐ折れるので、1機目は結局「外側までグルーガンをてんこ盛り!」の残念な見た目に落ち着いてしまったのです。
すごく気に入っているみたいだし、せっかく買い直したのにまたデロデロにすんのは嫌だなぁと、ホームセンターで物色していて見つけたのがこれです。
1,500円のオモチャ直すのに「ファッ!? 1,000円!?」て感じでしたが「ダメでもともと、他でも使い道あるやろね」ってことで購入。ところでメンバーズカード忘れてポイントを付けれませんでした。
パッケージ裏面の比較グラフはホントかぁ!?と疑いたくなりますが期待もしてしまいます。とりあえず胴体に組み付ける爪は無視して、接着面をなるだけ平らに均して接着剤を塗布することにしました。せっかくプライマー(下地剤)が付いていたので塗ってみました。プライマー塗ったら1分以内に接着、とのことです。プライマーは、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコンゴムなどを付ける時だけ使用するとのことですがその話は無視しました。
接着面があまり密着せずスキマだらけだったんで、付属の細い口を装着して外からもっかい塗りたくりました。
たくさん塗ってしまいましたが白い粉も吹かずキレイです。
数分経ってから強度チェック。
尾翼を左右へしならせたら折れ……なーい!(ふむふむ… まぁこのくらいは当然)
尾翼を持って持ち上げたら折れ……なーい!(おぉ? 塗り方がうまかったねぇ)
尾翼を持って振り回したら折れ………なーい!!!
ヘケーッシュ! スゴーイ!! パパやったよ!!!
今までにない接着力でくっついた!普通の瞬間接着剤よりは明らかに頑丈に付いてます!この後も息子が、棚に打ちつけたり、放り投げたり…。どうやら壊しにかかっているようですが全然大丈夫です。気持ち悪いぐらいしっかり付いてます。
気を良くしたので、もう一つ、息子が壊したブルーダーのブルドーザーのシュノーケルも直してみることにしました。
すでにくっつけた写真しかありませんが、これも根本からポッキリいったまま、修理待ちになってました。太さ5mm程度しかないシュノーケルの棒の部分は、後ろ側がくり抜かれて断面がCの字になっていて接着面がとても狭いです。瞬間接着剤で付けてみても本体にはめ込む負担ですぐに取れるし、プラスチック溶接みたいのは見た目が悪いのでほぼ諦めていたのですが、見事にくっつきました。感動です。
オモチャを破壊するのが好きな子がいるお宅にオススメです。